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■ 2011/11/26 (土)  13周年ゲー5 [片道勇者] ■
クリフ深淵録三話はブラッシュアップ段階に入ったので、
13周年記念ゲーム「片道勇者」のプロトタイプを作成しています。




【13周年ゲーム企画 『片道勇者』 今回の完成部分】

・カウントタイムターンシステム調整
・キャラクターのパラメータを実装した
・攻撃が可能になった(スキル処理の基礎部分作成)
・敵のAIを実装した。範囲内に入ると反応して追ってくるタイプ。
・画面サイズは640x480に決定
・合成器で暫定主人公画像Cを作った、ちょっとお気に入り
 
 → 詩人とかそんな感じのキャラになりそうです。
   主人公の画像(タイプ)は、スタート時に選択可能です。



【今後しばらくの作業】

・メニューの武器・防具に強化を反映できるようにする
 (動画中「風刃の~」のように。現状はダミー)
・罠を起動する処理を作る
・アイテムを拾う処理を作る
・装備変更処理を作る
・スキル使用処理を作る
・アイテム使用処理を作る
・自動マップ生成機能を実装(おそらく非常に大変)
・NPCイベント処理を実装
・各種スキルの実装
・買い物システムを作る



ここまでが基本システムで、そこから先はスキル・アイテム・
モンスター・イベント・マップのバリエーション作りです。
一番大変なのは、きっとバランス調整になるでしょう。



久しぶりに、自由にゲームを作ってみると、
開発能力が、だいぶ向上している印象を感じました。

でも、これまでの長い行程で少しヘトヘトになってるのか、
やっと自由になれたのに、どうにも心に元気がない状況です。
ずっとピリピリしてたので、燃え尽きたというやつかもしれません。
体は元気なのに、心だけがなんだか闇夜です。

システムやプログラムを作ることはまだできるのですけれど、
文章を読んでもさっぱり頭に入ってこないのに始まり、
なんだか元気がない日々を送っているような状況です。

ここ一年、ほとんど休まず、ずっとはき出し続けて
色んなものがカラカラになってるので、そろそろ、
思い切ってインプットや練習したりする時期のような気がしています。
たくさん物語を読んだり、たまにはいっぱい絵を描いてみたり、
映画を見てみたり、色々勉強してみたり。


ここ一年で、たくさんの経験をしました。
昔は見ても分からなかったこと、読んでも分からなかったことも、
今見れば、きっと大きな勉強になると思います。
長く続けるためにも、ときどき感動するものや
笑えるものに触れたりして、燃料補給したい気持ちです。
■ 2011/11/19 (土)  13周年ゲー4 ■
【落書き】

片道勇者用に使うかもしれない落書き。
いかにも、どこにでもいそうな感じの鎧騎士。


【13周年ゲーム企画 『片道勇者』】

モバイル用のクリフ深淵録と並行して、
作り直し覚悟でまずはプロト版を制作中です。
まだまだ妄想段階の部分が多めですが、色々決まってきました。

■強制横スクロールRPG
■一歩あるくと一定カウント進む、カウントタイムターン制
→ チョコボの不思議なダンジョンや、たぶんElona風。
  ちらっとここだけ作ってみましたが、問題なく動きそうです。
■途中に街やダンジョンや魔王城が出現する
■仲間有り
■主人公にはLIFEとスタミナの概念がある
■LIFEは宿屋や薬で回復、スタミナは自然回復
■特殊能力を使ったり川を泳いだりするとスタミナを消費
■能力はいつも通りの6種類
- 筋力:攻撃力と所持重量に影響
- 敏捷:行動速度と命中率に影響
- 生命:最大LIFEと状態防御に影響
- 知力:アイテム識別能力や習得スキル数に影響
- 意志:フォースやスキルの威力に影響
- 魅力:仲間にできるキャラの多さに影響

※[追記] 敏捷が上がると命中率が上がるよりも、
 攻撃がときどき連続して出た方が気持ちいいかもしれません。
 『命中率80%の攻撃が命中100%になる』のも、
 『80%の攻撃が4回に一回ダブルアタックになる』のも、
 ダメージ効率的には同じなんですが、後者の方が快感度は上がりそう。



グラフィックは、640x480にするか、320x240にするか迷い中です。

幻想譚用のマップチップなら、ツクール規約に引っかからないよう
モバイル用に書き換えたものがあるので、そのまま使えるのですが、
キャラチップの斜め向きがないのが難点。
せっかくの機会なので自作でかわいいチップとか作ってみたいんですが、
たぶん時間的には足りないでしょうから、後回しになりそうです。
最初はシルエットのキャラチップでも十分かもしれません。



以下は拍手返信です。
皆さまの拍手コメント、いつも本当にありがとうございます。

>「ウディタ本ついに刊行!おめでとうございまーーーーすヽ(^O^)ノ    .
> のんびり構えていたら早くも在庫が切れていたので焦りましたが(略)」
>「ウディタ本の発刊、心よりお祝い申し上げます。               .
> ☆★☆おめでとうございます(゜ー゜*)/☆★☆」               .

一時は売り切れ状態で予約もできなくなっていましたが、
おかげさまで無事Amazonさんですぐ購入可能になっているようです。
購入して下さった皆さま、本当にありがとうございます。


>ラッシーさん可愛いです。これはお蔵入りするにはMOTTAINAI!!
ありがとうございます。 いつか、このキャラクターたちが
ちょうど似合うようなゲームの案が思いついたら、
ぜひお蔵から出して使いたいですね!
たまにはメルヘンなのも作りたいなと思ってます。

※おまけ 当該キャラは昔描いたイラストがベースになっています。
2001年10月のカレンダー用イラスト
■ 2011/11/12 (土)  ウディタ本、刊行! ■
2011年11月14 16日、いよいよウディタ本もとい、
WOLF RPGエディターではじめるゲーム制作」が発売されます!
いきなりAmazonに並んでたのでびっくりしました。

【WOLF RPGエディターではじめるゲーム制作(Amazon)】

出版は工学社さまからです。まさかウディタで本の話を頂けるとは
思っていなかったので、本当にありがたい限りです。



【落書き】

ウルファールその他。



内容は、こちらのページを参照していただくと、少し分かると思います。
【工学社公式サイト WOLF RPGエディターではじめるゲーム制作】
3ページ分だけですが、具体的な中身も確認できます。


内容を自分的にまとめると、

・ボリュームたっぷり全256ページのぶ厚さ   
・ウディタ2対応 ・ 基本システム2対応
・ターゲットは、本当に完全な初心者の方々
・すでに自作できるレベルの人は得るものがありません
・Amazonで初めて値段見て少しビックリした (2415円)

第1部. 基本システム2でRPGを作成する説明が中心
  → データの設定やイベント作成実践
第2部. ウディタ2の全機能の紹介(マニュアル+α)
第3部. システム自作講座ちょっぴり(15ページ~くらい)
  → DB自作を交えた簡単なメニュー自作・戦闘自作。


といった具合です。第3部の自作講座は、初期のシル見サンプル程度の、
非常に簡単な自作メニューと自作戦闘を作る内容です。

最初に依頼を受けたときに頂いたコンセプトは、
「類書がないため、完全初心者向け」ということで、
内容は「書店で本を見て初めてウディタに触れる人」に特化しています。

なので、基本システムの使い方がすでに分かっている人には、
既知の情報が大半ですから、お値段通りの価値はないと思います。
「ウディタを触ってみたいけど情報を集めるのが面倒だ」と
お思いの人には、それなりに価値があるかもしれません。



システム自作面で詳しい内容の本が出るのは、
出るとしたら、次からだと思います。
「俺がやってやるぜー!」とお思いの方は、もしよかったら、
工学社さんに原稿を持ち込みしてくださると、出るかもしれません!
その点は、けっこう寛容らしいという噂です(もちろん内容次第ですが)。

私が受けたときは、ページ数の範囲は、A5の180~250ページ内で、
原稿上で実際に書けたのは最終的に216ページ分でした。
(あと30ページくらい自作編いけるかと思ったら、向こうで
編集してくださった後に250オーバーして、ページ削減地獄に
なりました。書いてくださる方はどうかお気を付けて)

ちなみに私の場合は、Wordのdocファイルで原稿を書いて、
画像なども、そのファイル内に直接載せていました。
文字や画像の配置などは、編集後に大幅に変わるので、
文字数チェックくらいのつもりで見た方がよさそうです。



なお、お金的な意味では、私に多くは入りませんので、
万が一「応援するために買うぜー!」な方がおられましたら、
そりゃ嬉しくてたまりませんが、少し冷静になってください!
金銭的な支援効果は小さいので、もしそういう目的でしたら、
(まだ遊んでおられない場合は)ぜひシル学やシルノをどうぞ。

ここを見ておられる皆さまにとって、果たして
どれだけお役に立てるものになっているか分かりませんが、
もし見つけたら、読めそうならぜひ立ち読みしてみてください。
その上で使えそうだと思った場合は、ぜひどうぞ。

あなたのレベルに応じて、この本が必要だと思う人もいれば、
必要でない人もいると思います。
それは教科書でも自己啓発書でも、どんな本でも同じです。



この記事は、ウディタ本広報のために残しますので、
拍手返信はまた次回にさせていただきます。
暖かいコメント、いつも本当にありがとうございます。
■ 2011/11/05 (土)  13周年ゲー3 ■
ウディタ本は、最後にデータを送付してからは
特に続報はなく、向こうで修羅場になってる予感がします。
体調はまだまだ悪いですが、クリフ深淵録はそれなりに順調です。

アクションパズルゲーム用に使うかなと思って
休憩時間中にボーっと描いていた案↓

【クリックで拡大(PCサイトのみ)】

使い所がなくなったので大事にお蔵入りです。



【また変わる案】
「何も思いつかなかったらこのままアクションパズルでも作ろう。
でもわざわざ作るなら、自分らしいウリがないと、
作っててもモチベーション上がらないしなあ」

と思ってたら、ある人の一言をきっかけに
ピンと面白そうな案が浮かんだので、
プチRPGを作ろうかと考え始めています。
こっちの方が、作る身としても(遊ぶ側の自分としても)面白そうです。

作ろうと考えたのは、

【強制横スクロールRPG】

です。検索すれば過去にいくつも案が出た前例がありますが、
「これは面白く作れる」という妙な確信が生まれたので、
トライしてみたくなりました。

幻想譚の初期プロジェクト名「勇者RPG(仮)」と同じく、
今回も「片道勇者RPG(仮)」 と命名して、
しばらく案を詰めていきたいと思います。

ただいまの脳内の方向性は、以下の通りです。


・リプレイ性を高くする
・強制横スクロールで追い立てられるRPG
・既存のゲームから持って来られそうなものは全部使う
・RPG的にありがちな要素で構成
・時間がないのでストーリー要素は薄めで
・1プレイ時間は20分~30分くらいを想定
・プロトタイプのつもりで作る、綺麗にまとめようとしない
・画像素材が自作じゃなくても泣かない


実際に開発に取りかかれるのは12月に入ってからですが、
休憩がてら、基礎部分だけ作ってみてもいいかもしれません。
まずは作ってみないことにはフォーマットの固めようもなく、
遊んでみないことには何が足りないか分かりませんから、
何はともあれ現物です。



以下は拍手返信です。
皆さまの暖かい拍手コメント、いつも本当にありがとうございます。

>出版さんが云々ということは、ウディタ本が
>amazonにでることを期待してもOK?   .

たぶん出ると思いますし、書店にも並ぶと思います。
まさにマニュアル本なので、Amazonではそれほど
いい評価は付かないかもしれません。

そのうち、自分のゲーム開発論だけ延々と述べた本も、
書いてみたいですね(出すなら同人誌でしょうけれど)。