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■ 2013/02/23 (土)  SRPGぼやき&片道1.61 ■
【今週の落書き】


シミュレーションRPGもいつか一本作ってみたいなと思うものの、
がっつり作れるほどのモチベーションを得られそうな
意欲的なシステムの発想はまだありません。
いつシステムが思いついてもいいように、
世界観や物語案だけ貯め続けている状況です。

世界観や物語の案は仮に「ドラゴンスケイル」枠として書いていますが、
普通に書いてると猛烈に有名SRPGとネタがかぶりやすくて、
影響されすぎているのか、大筋を通そうとすると似通ってしまうのか、
なかなか難しい分野だなと感じています。
システムも物語も、まだまだ自分自身に縛られている分野かもしれません。



【片道勇者 Ver1.61更新内容】

いくつかの長いこと放ったままの現象に対応できました。

・扉が1マスずれて設置されるたときが気持ち悪かったので
 (すでにキャラがいるなどして)ずれる場合は扉を出現させないよう修正。

・ゲーム開始時の右下の装備一覧の文字の隙間が
スタート直後だけ開き気味だったのを修正

・モンスターに攻撃されたNPCが、モンスターを倒した後も
 別の街や野良のNPCを攻撃するようになる現象を修正しました(たぶん)。
 >以後は、攻撃してきた相手への「復讐」が終わるとその場で停止します。

・Shift押し時のマーカーの描画がちょっと変だったバグを修正

・重量オーバー時にShift押し時のマーカーが更新されないバグ修正

・画面右下、「重量」の数値部分のみ少し右へ移動


・一部のデータをロードした後、セーブができなくなっている現象について
>原因をたどった限り、だいぶ過去のバージョンで
始めた場合に発生する現象のようです。
Game.exeを直せば修正できるようですが
オンライン更新では直せないので、直すためには
次回の最新フル版を上書きしていただくことになると思います。



以下は、先週のニュース一覧です。
たくさん紹介してくださって本当にありがとうございます。


【Vector人気投票2012】

Vector人気投票2012にてWOLF RPGエディターが
編集部選出の『特別賞』をいただきました!
編集部の皆さんありがとうございます!





【Vectorにて片道勇者レビュー】

『片道勇者』を新着ソフトレビューで紹介していただきました。
編集部の皆さんありがとうございます!

新着ソフトレビュー『片道勇者』
http://www.vector.co.jp/magazine/softnews/130222/n1302222.html



【ニコニコ自作ゲームフェス】

ニコニコ自作ゲームフェスにて『WOLF RPGエディター賞』が追加されました!
優秀作品に贈られる賞品がよりによって『初心者向けの本』という
あまりに矛盾した賞ですが、これ以外に関連商品がないのでごめんなさい!
もともと素材も皆さまによって作られたものが大半な上、
ウディタに関連するものは基本は無料で入手できるものばかりですしね。

これと比べたら、HSPの人の賞品は本当に素晴らしいと思います。
あとは本に私のサイン書く分くらいしかプレミアないですよ、本当!



色々ありまして、これから2週間ほど
片道勇者に時間を割くことになりそうです。
こっちもこっちで割と目先の生活の糧に繋がる内容なので、
生活を繋ぐためにがんばりたいと思います。
■ 2013/02/16 (土)  狩人C&片道Ver1.60 ■
現在は、次回作の戦術STG(仮)のネタを練りながら
時々バグ修正にいそしんでいます。



【狩人C】

「記事タイトルに狩人Cと書かねばならないほど
狩人Cがお気に入りなんですかァー!?」
と聞かれればそれなりに好きですと答えられましょう!
でも個人的には理術士Bのほうがお気に入りです。




【狩人C バックグラウンドストーリー】
もともと弱気なのをいいことに、この少女は周囲の人間から
常にいいように扱われ続け、次第に彼女は人間不信となってしまった。
ひどい家族や村の人々から逃げ出すことを決めた彼女は、
最終的に森の中で動物とだけふれ合って生きることを選び、
狩人の道を目指すようになる。

しかしある日、彼女はネムリと同じく、
闇の霧の影響を受けて半獣と化してしまう。
見れば、闇はもうすぐそこまで迫ってきていた。

すでに帰る家を失っていた少女は、闇から逃れ続けた。
新たに得た、半獣の力を使って。

ある日、立ち寄った城で「魔王を倒せば闇は止まる」という話を立ち聞きして、
大きな勇気を振り絞ってそこの兵士に詳しい話を聞きに行ったところ……。
なんと彼女はそのまま志願者扱いされて、王様の前まで連れていかれてしまう。
重々しい雰囲気の中、少女は断り切ることができず、
結局モヤモヤするまま冒険は始まってしまったのであった……。

やっぱり他人にいいように扱われてる気がした少女だったが、
それでも逃げずに戦うことで得られる「何か」もあるのかもしれないと
自分を納得させ、少女は旅に出た。何より、ただの村娘だった少女は
半獣と化したことで、今や魔物と戦うのに充分すぎる力を持っていたのだ。

耳としっぽが生えて以後、恐くなるとしっぽを足の間に
はさむくせがついたが、本人はあまり気付いていない。



【片道勇者 Ver1.60更新内容】

なんだかんだで今もバグ修正中です。

・倒した敵の状態異常が次の敵にうつるバグを修正。
 ステータス異常周りでかなり大規模な修正を行ったので
 また何か問題が起きているかもしれません。

・1.58以前で始めた古いセーブデータをロードすると、
 隠しボスにそのまま攻撃が通ってしまうバグ修正。

・セーブクリスタルでセーブしたデータをロードしても敵のターンから
 始まらないようになってたので説明文を修正しました。

・アイテム増殖ができてしまっていたのを修正

なお
手配状態で住人に気付かれる前に話すと普通に対応してくれる現象
は、面白そうなので仕様とすることにします。
気付いてない相手から突然話しかけられても一瞬で
手配犯だと見抜けないと思いますので、裏技としていいかなって。
接近するために覚醒を数回使うデメリットに見合うとも思えませんしね。
(「目が悪い」相手なら、ジャンプで近付けばごまかせるかも)



以下は拍手コメント返信です。いつもコメントありがとうございます!

>携帯と言えばずっと待っているauユーザですが
>クリフェ……(´;ω;`)ブァ               .

ブァ。儲かるものだったら色々展開されるんでしょうけれどね……
いやあ、なかなか難しいもんですよ……。


>シルフェイド幻想譚と片道勇者をやって気づいたのですが、
>これらのゲームって武器の種類が少ない気がするのですが、
>何か理由があるのですか?                   .

片道勇者みたいなローグライクもどきなゲームなら、
武器の「弱・中・強・最強」と「属性/タイプ違い」くらいの種類で
特に問題無いと考えています(不思議のダンジョンシリーズの
初期作「トルネコの大冒険」にいたっては7種類だけですし)。

幻想譚も、そもそもそんなに長くないゲームですから、
装備は最大5段階くらいのアップグレードでいいと考えています。
遊んでて楽しいのはキャラを強くできる武器を見つけたときで、
むやみに種類が増えることじゃないですからね。
(コレクション魂あふれる人にはごめんなさいな発言ですが)

これが、「武器を使用するための能力制限が厳しく」て、
「自分に一番あった武器を探すのを面白くする」ゲームにするなら、
色々種類があると面白いかもしれません。
「トライデントは人気なさそうだけど自分にとっては最強なんだ!」とか。
いつか装備チョイスに面白みを持たせるゲームも作ってみたいですね。
 
■ 2013/02/10 (日)  構想中+片道Ver1.57 ■
結局、今週もウディタの修正や英語対応準備でほとんど終わってしまって
「ウガアアアアアゲーム作りたいよー!」と叫んでいます。
レンチやスパナを作るよりもメカを作りたい!



次回作用の新作シェアウェア、ほんのり考え中です。
あんまり買う人もいないジャンルだろうなとは思いつつ、
プロトタイプ第一案はシューティング系で攻めてみようと考えています。
モノリスフィアやシルフドラグーンよりは、
もっと幅広い人に遊んでもらえる内容にしたいですね。

暗い内容のゲームを開発しながら、別作品用に明るいネタを考えたりして
精神のバランスをとるような感じにすると割とうまいこといくようなので、
雰囲気的には、シル見と真逆な方向性も割と有りかなーと思ってます。



■片道勇者 Ver1.57修正点

・Ver1.56にするとキャラが瞬歩で移動していた現象を修正。

・爆弾矢を弓で"対象に当てる"と耐久が2発分消耗する現象を修正

・召喚獣を何度も呼び直した場合、消滅までのタイマーが消えていないのを修正

・詩人の防御で「物理攻撃ダメージを」とあるが、理力ダメージも1/3になるバグ修正

・ネムリを攻撃しても手配度が上昇しないバグ修正。あやうく、
 「半獣人には人権がないんですか!?何しても許されるんですか!?い、いやぁぁ!」
 という展開になるところでした。危ない危ない。



以下は拍手返信です。

>シル学で農学部なるユーザーデーターを作ろうと考えているものなのですが、
>シルフェイド島の土壌は塩害により作物の生産が難しいと考えてもよろしいの
>でしょうか?あと気候は年間を通して穏やかで温暖の差が少ないものだと考え
>てよろしいのでしょうか?できる範囲でよければ島の環境設定について教えて
>いただけ無いでしょうか?                              .


元は海の底にあった島なので、全体的に塩害だと思います。
気候は年間を通して穏やかで寒暖の差が少なめで、
年間を通して冬服で間に合うくらいを想定しています(そのため夏服がない)。
すでに描いたグラフィックを見る限り、シルフェイド島は
なんとなく東北地方の太平洋沖あたりにある感じです。
ゲーム内で出ている情報は、ひとまずそんな感じでしょうね。

湿度や雨の量など、その他全ては決めたもん勝ちです。ご自由に!
観測されていない事象は世界を生み出した人によって変化するのが、
シルフェイド学院物語の正しい世界観です。


>自分もガラケー使ってます。 ゲームを作りたい創りたいと
>思っても、プログラムの組み立てとか複雑すぎて     .
>混乱してしまいます。どうしたらよいでしょう? 企画書も。


ひとまずは、「今の自分の能力でなんとか作れそうなもの」を考えて、
ただひたすら作り続け、能力を上げていくしかないと思います。
それはきっと一般的に見れば簡単すぎるものだったり
ゲームですらなかったりするでしょうけれど、
あなたにとってはすごく苦労するはずです。
その繰り返しでようやく、複雑に感じていたものが複雑でなくなってきます。

すごいプログラムのゲームを作ってる人は、すでにそれを
三年や五年、下手すると十年くらいこなしてる人だったりしますから、
そこに到達するにはおおよそ同じだけの訓練時間が必要だと思います。

私は見せる相手が特にいないので企画書や詳細な仕様書は作ってませんが、
一人でやるなら、制作物自体を見やすくして仕様書代わりにできると幸せですよ!
「技術を身につけたら作りたい」ゲームのネタは、
今からしっかりメモして未来に備えてください。自分も今になって助かってます。

あ、考えてるゲームが非常に面白い内容だと説明できる能力があるなら、
作れる力を持った友達に頼むのもありですよ。



ひとまずウディタの方はおおよそ一段落しつつある感じなので、
徐々に英語翻訳してもらいつつ、私も新作構想に移りたいと思います。
その過程で、トレーニングがてら真シル見の素材も徐々に作っていければ理想!
いよいよ本領発揮、うおおおおお!
 
■ 2013/02/03 (日)  ウディタVer2.10ベータ ■
先週は、ウディタの新機能実装と
別言語対応に向けての改修を行っていました。


あんまり関係ない落書き。


今回実装された目玉の新機能は、『ダウンロード機能』!
インターネット上からファイルをダウンロードすることが主ですが、
CGIと連携すれば片道勇者のようなキャラクター同期や、
ランキング機能、ゲーム上掲示板やチャットなどが実現可能です。

ただしその場合は、サーバ負荷にきわめて注意してください。
プレイヤー人数が増えれば、あっという間に制限がかかったり、
サーバの人から怒られたりするので、慎重な運用が必要です。

【ダウンロードコマンド入力画面】



【オンラインアップデートはどうやるの?】

オンラインアップデートは、ファイルをアップできる
サーバさえ持っていれば、割と簡単に実現できるでしょう。

【1】バージョン番号と更新内容を書いたテキストをサーバにアップして、
一日に一回くらいの頻度でダウンロードしにいく。
(システムセーブデータなどに、最後にDLした日付を
保存すれば一日一回が実装できるでしょう)

【2】もしDLしたテキストから、今より新しいバージョンが
あると分かれば、更新ファイルをダウンロードする。

片道勇者やシル学では、このような処理を行っています。


【CGI負荷軽減のコツ】

上のようなファイルをダウンロードするだけの場合とは別に、
「CGI」を使う場合は「負荷」も重要な問題になってきます。
(CGIはランキング機能、ゲーム上掲示板やチャットを実現するときに使う)

基本的には、送信時だけCGIを使って、受信時は
「CGIによって生成されたテキストファイル」を直接ダウンロードして、
それをウディタ内で処理する
のがおすすめです。

CGIを呼び出す回数は、「読み込み」回数が「書き込み」回数の
10倍以上になる場合が多いので、読み込み時は
テキストファイルを直接ダウンロードすることで
CGI負荷を大幅に削減できるわけですね。

通信回数は、最も多い頻度で1分間に6回程度にしてください。
それ以上たくさん通信しようとすると、
ウディタ側でもリミッタがかかるようになります。

ちなみに『片道勇者』では、クリア時とゲームオーバー時だけ通信確定で、
それ以外は2~8分に一回だけCGIに送信するような仕組みにして、
かつC++でCGIを組んで、やっと負荷がギリギリという感じでした。


【ダウンロード機能、ってことはデータ送信はできないの?】

CGIを使えば、文字列や数値を送信することが可能です(画像やファイルは×)。
ウディタで可能なのは「GET送信」ですが、これだけでも
ランキングや掲示板・チャットくらいの実現は十分に可能でしょう。

GET送信というのは、URLに送りたい情報を含めて送信する方式です。
たとえばURLに、

http://www.aaa.com/test.cgi?name=WOLF&comment=OK!&num=3

なんて入れた場合、「test.cgi」のCGIは、「?」以降の
「name=WOLF&comment=OK!&num=3」の文字列を受け取ることができます。
これが、GET方式によるデータの受け渡しです。

あとは、受け取った文字列をCGI側でうまいこと処理して、
ファイルに書き込んだりするわけです。
うまいこと使えばチャットや掲示板も作れそうだとイメージできるでしょうか。

問題点としては、ランキングなどで不正を容易に行うことができるので、
何らかのデータ正当性チェックの機能も必要だろうということです。
そこまで考え始めると、かなりの知識と経験が必要になってしまうでしょうね。

この機会にPerlスクリプトなどに手を出してみるのも面白いかもしれませんよ!
ただしサーバの中の人に迷惑をかけないよう、くれぐれも注意してください。
基本的には、今回の新機能はきわめて上級者向けの機能です。



【シル学ユーザデータ差し替え】

今週は、以下のユーザデータを最新版に差し替えました。
気になる方は、再ダウンロードを行ってください。
ユーザデータの更新、お疲れ様です! 見習います!

>新クラス『災害対策部』
>武運部イベント追加
>新クラス『FinalChallenge』
>トーテム追加『イーリス』



以下は拍手返信です。
皆さまからの拍手コメント、いつも本当にありがとうございます!

>ふと考えてしまいましたが、シル学の教員達ってどれくらい稼いでるんでしょうか?
>ジュド先生が「今は330シルバしか」と言ってる一方で、                .
>教頭が神話杯を開催し、かつ莫大な賞金を用意できるほど恵まれてますし。    .
>ロベルトが使わないだけなのか、それともジュド・エージスが浪費しがちなだけなのか。
>できれば具体的な数値を教えていただけませんか?                  .


シル学の1シルバはおおよそ日本円の10円と同じくらいの価値で、
ジュドやエージスは月給が2~3万シルバくらいだと思います、
教頭や学長で3~4万シルバくらい(※偉い人でも少なめなのはお金がないため)。

ジュドの財布の中身が少ないのは、普段は学校の食堂と飲み物代くらいしか
持ち歩いていないからです(銀行口座にはたんまりあるでしょうけど)。

教頭はどちらかというと、すさまじい強さから来る妙な人脈があるからでしょう。
神話杯の放映権が海外に高く売れたり、チケットが売れたり、
人脈を経由してスポンサーなんかも付いてるかもしれません。
そのスケールで見れば、バニー・実況者その他の人員を動員するお金や
優勝賞金の15万シルバ(150万円)も大した額ではなさそうです。
サムライ闘技の大会なんてどこもやってませんから、注目度も割と高そうですしね。



ウディタの修正が一通り終わったら、いよいよ次回作に移る予定です。
シル見リメイクの素材やストーリーも気晴らしに徐々に作りつつ、
まずは色々新作プロトタイプを作ってみて、
面白さの素質がありそうなものを探すところからでしょうね。
(そもそも来週までにそこまで行けるか謎ですが!)

何はともあれ、マイペースでがんばります!
最近は空気が悪くて体がつらーい!
皆さんも無理はなさらぬよう、お気を付け下さい。