■ 2018/12/24 (月) シルバーセカンド20周年! ■
【シルバーセカンド20周年!】
クリックで拡大表示

20周年記念の主役はやっぱりアルバート! 『シルフェイド見聞録』からの長い付き合いです。
ということでこのサイト、「シルバーセカンド」は
2018年12月24日をもってついに 20周年 をむかえました!
ここまでの道のりは、皆さまのお声や手に支えられて
奇跡的にたどることができた結果です。
本当にありがとうございます!
20年ともなると最初の頃をはっきり思い出すのも難しくなってしまうのですが、
何も持たなかった始まりのときを思えば、本当に多くの力や経験、作り上げてきたもの、
そしてたくさんの皆さまとの繋がりを得ることができたと思います。
ゲームを遊んでくださった皆さま、そして
関わってくださった全ての皆さまには、本当に感謝の限りです!
【20年のゲーム開発を振り返って】
思えば20年前の一番最初の私は、
まともにゲームを完成させることすらできないまま
投稿しようと思っていたコンテストがなくなってしまい、
絶望に暮れているような人間でした。
今でもそれが、私にとっての「人生最大の失敗体験」です。
けれどその後、ヤケクソで1日で作った
5分のゲーム(レジェンドオブレストールの1話のみ)を
友人に遊んでもらって笑ってもらえたのが、
今度は「人生最大の成功体験」になりました。
「大きくて偉大なものを作らなくたって楽しんでもらうことはできるんだ!」
という、簡単でありながらも理解することが難しかったそのことを
そのとき知ることができなければ、今の私はここにいなかったでしょう。
そのときから本当に始まった私のゲーム開発の日々において、
ずっといただいてきた皆さまのお声やご意見は、
すべてが私の血肉となっています。
「面白かった」「これが好き」と言ってくださるお声は本当に励みになりました。
それまで十数年間、何のために生きているのか分からない自分でしたが、
おかげさまで人生で初めて「自分はこの世界にいていいのだ」と
思うことができるようになりました。
大げさに思われるかもしれませんが、本当です。
そして逆に、私が「厳しいご意見だなー!」と感じる、
真っ当なご意見やご感想もたくさんいただきました。
慣れない内は「すでにこんなにしんどい思いして作ってるのに、
ゲームってそれ以上に要望されるの!? 死ぬー!」
なんて思うことも多かったのですが、少しずつ成長してくるうちに、
「それも真っ当なご意見だ」と思える範囲がだんだんと増えてきました。
そしてまた、配慮の大切さやゲーム開発の奥深さに気付くきっかけにもなりました。
もちろんまだまだ未熟ゆえに、今でも「えーみんな厳しい!」と思うことはありますが、
そのお声で鍛え抜かれていくのもまたゲーム開発者だと私は考えています。
ときどき限界を超えて泣き言を言うこともあるかもしれませんが、
それでもおかげさまで、いただいた声で多くのことに気付かされ、
本当にじわじわとですが、力を付けられているという実感があります。
これからも見る目を鍛え、配慮を鍛え、楽しみを作る力を伸ばしていきたいと願っています。
とはいえ、今の私はこれだけ続けていてもいまだに自分の「未熟さ」が辛く感じています。
一体どれだけやればそれなりのゲーム開発者だと感じられるようになるんでしょうね!
新しい頂(いただき)に登るほどさらに高い山が見え、よりすごい人たちに出会い、
皆さまからのご指摘は止むことなく、目指せる先は無限に伸びていくばかりです。
もしかしたら才能の限界が来ていて死ぬまでそれが続くのかもしれませんが、
それでも私は可能な限り、ずっと新しい挑戦を続けていきたいと思います。
そしてまた、これまでそういう挑戦ができたのも、
まさに見てくださる皆さまがいらっしゃったからこそです!
「皆さまのおかげです」なんてあまりに月並みな表現ですけれども、私は
「誰にも見てもらっていなければ、絶対にここまで続けてこられなかった」と断言できます。
「皆さまのおかげです」はお世辞でもなんでもなく、まちがいのない「事実」なのです。
今は5年先がどうなるかも分からない世の中ですが、
叶うのならばこれからも、30年目、40年目と創作を続けていきたいと思っています。
【これからについて】
20年を迎えたとはいえ、それで大きく何かが変わるわけではありません。
来年の2019年もいつも通り、私は皆さまの人生と共に
マイペースに歩んでいくことでしょう。
ただ最近は体のガタガタっぷりがまずいので、
2019年は健康維持を第一にがんばっていきたいですね!
2018年は年間の1/4以上ずっとゴホゴホしてて
病弱キャラみたいになってたので。いや実際病弱なんですけども!
皆さまもお体にはどうかお気を付けください。
<最後に>
今年も本当にたくさんの人にお世話になりました!
今の自分は、サイトに来て下さる皆さまや、コメントを寄せてくださる皆さま、
そして見えない大勢の人に支えられて成り立っています。
私のゲームや記事を見てくださっている皆さまには、誠に感謝の限りです!
今これを読んでくださっている皆さまも、
もしよければ来年も、ときどきでいいので見にきてくださると幸いです。
今年も一年、本当にありがとうございました!
次回の開発日誌は2019年の元旦に更新予定です!
それでは皆さま、よいお年を!
クリックで拡大表示

20周年記念の主役はやっぱりアルバート! 『シルフェイド見聞録』からの長い付き合いです。
ということでこのサイト、「シルバーセカンド」は
2018年12月24日をもってついに 20周年 をむかえました!
ここまでの道のりは、皆さまのお声や手に支えられて
奇跡的にたどることができた結果です。
本当にありがとうございます!
20年ともなると最初の頃をはっきり思い出すのも難しくなってしまうのですが、
何も持たなかった始まりのときを思えば、本当に多くの力や経験、作り上げてきたもの、
そしてたくさんの皆さまとの繋がりを得ることができたと思います。
ゲームを遊んでくださった皆さま、そして
関わってくださった全ての皆さまには、本当に感謝の限りです!
【20年のゲーム開発を振り返って】
思えば20年前の一番最初の私は、
まともにゲームを完成させることすらできないまま
投稿しようと思っていたコンテストがなくなってしまい、
絶望に暮れているような人間でした。
今でもそれが、私にとっての「人生最大の失敗体験」です。
けれどその後、ヤケクソで1日で作った
5分のゲーム(レジェンドオブレストールの1話のみ)を
友人に遊んでもらって笑ってもらえたのが、
今度は「人生最大の成功体験」になりました。
「大きくて偉大なものを作らなくたって楽しんでもらうことはできるんだ!」
という、簡単でありながらも理解することが難しかったそのことを
そのとき知ることができなければ、今の私はここにいなかったでしょう。
そのときから本当に始まった私のゲーム開発の日々において、
ずっといただいてきた皆さまのお声やご意見は、
すべてが私の血肉となっています。
「面白かった」「これが好き」と言ってくださるお声は本当に励みになりました。
それまで十数年間、何のために生きているのか分からない自分でしたが、
おかげさまで人生で初めて「自分はこの世界にいていいのだ」と
思うことができるようになりました。
大げさに思われるかもしれませんが、本当です。
そして逆に、私が「厳しいご意見だなー!」と感じる、
真っ当なご意見やご感想もたくさんいただきました。
慣れない内は「すでにこんなにしんどい思いして作ってるのに、
ゲームってそれ以上に要望されるの!? 死ぬー!」
なんて思うことも多かったのですが、少しずつ成長してくるうちに、
「それも真っ当なご意見だ」と思える範囲がだんだんと増えてきました。
そしてまた、配慮の大切さやゲーム開発の奥深さに気付くきっかけにもなりました。
もちろんまだまだ未熟ゆえに、今でも「えーみんな厳しい!」と思うことはありますが、
そのお声で鍛え抜かれていくのもまたゲーム開発者だと私は考えています。
ときどき限界を超えて泣き言を言うこともあるかもしれませんが、
それでもおかげさまで、いただいた声で多くのことに気付かされ、
本当にじわじわとですが、力を付けられているという実感があります。
これからも見る目を鍛え、配慮を鍛え、楽しみを作る力を伸ばしていきたいと願っています。
とはいえ、今の私はこれだけ続けていてもいまだに自分の「未熟さ」が辛く感じています。
一体どれだけやればそれなりのゲーム開発者だと感じられるようになるんでしょうね!
新しい頂(いただき)に登るほどさらに高い山が見え、よりすごい人たちに出会い、
皆さまからのご指摘は止むことなく、目指せる先は無限に伸びていくばかりです。
もしかしたら才能の限界が来ていて死ぬまでそれが続くのかもしれませんが、
それでも私は可能な限り、ずっと新しい挑戦を続けていきたいと思います。
そしてまた、これまでそういう挑戦ができたのも、
まさに見てくださる皆さまがいらっしゃったからこそです!
「皆さまのおかげです」なんてあまりに月並みな表現ですけれども、私は
「誰にも見てもらっていなければ、絶対にここまで続けてこられなかった」と断言できます。
「皆さまのおかげです」はお世辞でもなんでもなく、まちがいのない「事実」なのです。
今は5年先がどうなるかも分からない世の中ですが、
叶うのならばこれからも、30年目、40年目と創作を続けていきたいと思っています。
【これからについて】
20年を迎えたとはいえ、それで大きく何かが変わるわけではありません。
来年の2019年もいつも通り、私は皆さまの人生と共に
マイペースに歩んでいくことでしょう。
ただ最近は体のガタガタっぷりがまずいので、
2019年は健康維持を第一にがんばっていきたいですね!
2018年は年間の1/4以上ずっとゴホゴホしてて
病弱キャラみたいになってたので。いや実際病弱なんですけども!
皆さまもお体にはどうかお気を付けください。
<最後に>
今年も本当にたくさんの人にお世話になりました!
今の自分は、サイトに来て下さる皆さまや、コメントを寄せてくださる皆さま、
そして見えない大勢の人に支えられて成り立っています。
私のゲームや記事を見てくださっている皆さまには、誠に感謝の限りです!
今これを読んでくださっている皆さまも、
もしよければ来年も、ときどきでいいので見にきてくださると幸いです。
今年も一年、本当にありがとうございました!
次回の開発日誌は2019年の元旦に更新予定です!
それでは皆さま、よいお年を!
■ 2018/12/15 (土) 20年を振り返る4 片道勇者~プラネットハウル ■
【20年を振り返る その4 片道勇者~プラネットハウル】
いよいよ20周年が来週に迫りました!
『12/24』にこのサイトが20周年をむかえるのを前に、
過去作品のキャラを落書きと共に振り返ります! 今回は第4弾!
『片道勇者』よりネムリ、『プラネットハウル』よりウォー。20周年イラストの一部です。

第4弾は『片道勇者』よりネムリ、『プラネットハウル』よりウォー!
【不幸な薬師 ネムリ】
ネムリは強制横スクロールRPG『片道勇者』に登場する仲間キャラクターです。
『片道勇者』のキャラクターは、ランダム度が大きい世界で
お話が展開される都合上、使えるギミックや使用可能な演出の問題で
キャラクターごとの物語の描き方に悩んでいました。
その中でも、ネムリのストーリーはランダム世界でも使えるギミックを
ある程度はうまく活用できた感じで、
全体を見てもうまく演出できた方かなと思っています。
(たとえばフリーダ王女などは、その人物の背景がシステム的には
何も絡んでこなくて寂しいのですが、ネムリはそうではありません)
で、「私は人間と非人間を行き来する話が好き」と
以前スケイルの話のときに申し上げましたが、
ネムリも方向性は違えど、同じような展開を備えた物語を持っています。
ネムリは登場時点で悲しい運命を背負っており、
基本的にはどうがんばっても人間のままでいられないキャラです。
(※『片道勇者プラス』で新たに、救われる隠しルートができました)
もしネムリのお話で途中で「えー!?」となってしまったときは、
過去にネムリからもらったアイテムのことを思い出しましょう!
もしもらってなかったら、好感度を上げるのが間に合わなかったのだと思いますので、
次はナユタの実をいくつか持っておくのもいいかもしれません。
<ランダムな世界観ならではのバリエーション>
なお、『片道勇者』ではネムリに始まる仲間キャラにもランダムで接頭辞が付くので、
『強そうなネムリ』や『エッチなネムリ』などが登場してバリエーションごとに
変わったセリフをしゃべってくれる要素がありました。
このやり方は、あくまでランダムバリエーションの一つとして
キャラ崩壊などを気にせず変なセリフを入れられるのが面白かったです。
ぜひ次回も入れたいですね!
<他作品でも出てる?>
他作品でも出ているか……という話とはちょっとずれているかもしれませんが、
ネムリは私の要望で、スパイク・チュンソフト様による家庭用ゲーム機リメイク作
『不思議のクロニクル 振リ返リマセン勝ツマデハ』(略してフリカツ)
にも登場させてもらっています。
とてもイメージに合ったボイスも付いているので、気になる方は
Steamなどで出ているのを手に取ってくださるのもいいかもしれません。
フリカツ版のネムリには特に接頭辞がなくとも少しエッチな展開があります!!
さらにそれとは別に、『片道勇者TRPG』というTRPG展開もおこなわれまして、
そこではイラストレーターのモタ様の手で姿がアレンジされつつ、
発言や性格はほぼそのままのネムリが登場します。
TRPG版のネムリは幼い感じにかわいくアレンジされています。
ネムリはどちらのケースもよそに出張するとスレンダーになってて、
たぶん原作が一番セクシー体型だと思います。
平たくできるキャラが他にいないので、出番や性格的に
平たい担当をすることになりやすいためかなと思います。
【「滅びよ」 ウォー/未執行青少年13号】
未執行青少年13号、もといウォーは『プラネットハウル』の主人公です。
獣人しかいない、全てが厳密に管理された衛星アトラスに住んでいますが、
彼は予定外に産まれてしまった存在であるせいで、
人々に貢献できることを示さないと処分されてしまう、
「未執行青少年」という立場です。
なので13号君は生き残るために貢献ポイントを稼ぐべく、
非常に操作性の悪い機体に乗って
死亡率の高いミッションに出かけることになります。
これらの設定はストーリー・セリフ担当のPERYKARN様が
出してくださったのですが、面白い設定で好きです。
そしてウォーという名前は、スノウという「人間」の少女に名付けられた名前です。
そう、スノウが登場するまでは全員「獣人」しか出てこないんですね!
そんな変わった世界が気になる方はぜひ『プラネットハウル』に触れてみてください。
なおウォーの選択肢によく出てくる口ぐせは「滅びよ……」です。
最後は本当にその言葉通りのことを実行できたりしますのでお楽しみに。
ただしゲームプレイ部分はすごい操作性の悪い機体を操るのがテーマなので
全体的に「自転車に初めて乗るとき」のような体験を覚悟してください。
ポイントを稼いでプレイを楽にできる要素もありますので、
そのあたりはぜひ遠慮なく使ってください。
変な操作に慣れていくのが好きな人にはとても向いている一作です。
次回の更新は20周年記念回として【12/24】予定です!
いよいよ20周年が来週に迫りました!
『12/24』にこのサイトが20周年をむかえるのを前に、
過去作品のキャラを落書きと共に振り返ります! 今回は第4弾!
『片道勇者』よりネムリ、『プラネットハウル』よりウォー。20周年イラストの一部です。

第4弾は『片道勇者』よりネムリ、『プラネットハウル』よりウォー!
【不幸な薬師 ネムリ】
ネムリは強制横スクロールRPG『片道勇者』に登場する仲間キャラクターです。
『片道勇者』のキャラクターは、ランダム度が大きい世界で
お話が展開される都合上、使えるギミックや使用可能な演出の問題で
キャラクターごとの物語の描き方に悩んでいました。
その中でも、ネムリのストーリーはランダム世界でも使えるギミックを
ある程度はうまく活用できた感じで、
全体を見てもうまく演出できた方かなと思っています。
(たとえばフリーダ王女などは、その人物の背景がシステム的には
何も絡んでこなくて寂しいのですが、ネムリはそうではありません)
で、「私は人間と非人間を行き来する話が好き」と
以前スケイルの話のときに申し上げましたが、
ネムリも方向性は違えど、同じような展開を備えた物語を持っています。
ネムリは登場時点で悲しい運命を背負っており、
基本的にはどうがんばっても人間のままでいられないキャラです。
(※『片道勇者プラス』で新たに、救われる隠しルートができました)
もしネムリのお話で途中で「えー!?」となってしまったときは、
過去にネムリからもらったアイテムのことを思い出しましょう!
もしもらってなかったら、好感度を上げるのが間に合わなかったのだと思いますので、
次はナユタの実をいくつか持っておくのもいいかもしれません。
<ランダムな世界観ならではのバリエーション>
なお、『片道勇者』ではネムリに始まる仲間キャラにもランダムで接頭辞が付くので、
『強そうなネムリ』や『エッチなネムリ』などが登場してバリエーションごとに
変わったセリフをしゃべってくれる要素がありました。
このやり方は、あくまでランダムバリエーションの一つとして
キャラ崩壊などを気にせず変なセリフを入れられるのが面白かったです。
ぜひ次回も入れたいですね!
<他作品でも出てる?>
他作品でも出ているか……という話とはちょっとずれているかもしれませんが、
ネムリは私の要望で、スパイク・チュンソフト様による家庭用ゲーム機リメイク作
『不思議のクロニクル 振リ返リマセン勝ツマデハ』(略してフリカツ)
にも登場させてもらっています。
とてもイメージに合ったボイスも付いているので、気になる方は
Steamなどで出ているのを手に取ってくださるのもいいかもしれません。
フリカツ版のネムリには特に接頭辞がなくとも少しエッチな展開があります!!
さらにそれとは別に、『片道勇者TRPG』というTRPG展開もおこなわれまして、
そこではイラストレーターのモタ様の手で姿がアレンジされつつ、
発言や性格はほぼそのままのネムリが登場します。
TRPG版のネムリは幼い感じにかわいくアレンジされています。
ネムリはどちらのケースもよそに出張するとスレンダーになってて、
たぶん原作が一番セクシー体型だと思います。
平たくできるキャラが他にいないので、出番や性格的に
平たい担当をすることになりやすいためかなと思います。
【「滅びよ」 ウォー/未執行青少年13号】
未執行青少年13号、もといウォーは『プラネットハウル』の主人公です。
獣人しかいない、全てが厳密に管理された衛星アトラスに住んでいますが、
彼は予定外に産まれてしまった存在であるせいで、
人々に貢献できることを示さないと処分されてしまう、
「未執行青少年」という立場です。
なので13号君は生き残るために貢献ポイントを稼ぐべく、
非常に操作性の悪い機体に乗って
死亡率の高いミッションに出かけることになります。
これらの設定はストーリー・セリフ担当のPERYKARN様が
出してくださったのですが、面白い設定で好きです。
そしてウォーという名前は、スノウという「人間」の少女に名付けられた名前です。
そう、スノウが登場するまでは全員「獣人」しか出てこないんですね!
そんな変わった世界が気になる方はぜひ『プラネットハウル』に触れてみてください。
なおウォーの選択肢によく出てくる口ぐせは「滅びよ……」です。
最後は本当にその言葉通りのことを実行できたりしますのでお楽しみに。
ただしゲームプレイ部分はすごい操作性の悪い機体を操るのがテーマなので
全体的に「自転車に初めて乗るとき」のような体験を覚悟してください。
ポイントを稼いでプレイを楽にできる要素もありますので、
そのあたりはぜひ遠慮なく使ってください。
変な操作に慣れていくのが好きな人にはとても向いている一作です。
次回の更新は20周年記念回として【12/24】予定です!
■ 2018/12/08 (土) 20年を振り返る3 モノリスフィア~シル学 ■
【20年を振り返る その3 モノリスフィア~シル学】
『12/24』にこのサイトが20周年となるのを前に、
過去作品のキャラを落書きと共に振り返ります! 今回は第3弾!
『モノリスフィア』よりモノリス、『シルフドラグーンゼロ』よりパイロット。
『シルフェイド学院物語』よりサラ。20周年イラストの一部です。

第3弾は『モノリスフィア』のモノリスと『シルフドラグーンゼロ』のパイロット、
そして『シルフェイド学院物語』よりサラ! やや地味なカラーです。
【月の女神 モノリス】
マウスアクションゲーム『モノリスフィア』の世界には
太陽の世界や水の世界など全5つの世界があるのですが、
モノリスはその中の「月の世界」の女神です。
セクシー体型で少し間の抜けたところがあり、
女神という立ち位置でありながら庶民的なところもあります。
『モノリスフィア』は私の作品の中でも珍しく女性キャラを前面に押し出したゲームで、
男性キャラはケモノ(獣人)キャラしかいません。
一本くらいはお色気感が強いものも作ってみようと努力した結果なのですが、
それが後に継承される気配は今のところそんなにありませんね!
それゆえ、『モノリスフィア』は他作品に比べると
少し変わった雰囲気の一本になっているかもしれません。
本作はコンテストに投稿する都合上、
全体的にほんわかとした雰囲気を狙ったストーリーにしていました。
(※「誰も死なない」という程度の意味くらいしかないかもしれませんけれど!)
いま見直しても、オープニングなど会話が変に長くて
「ゲーム開始(再開)まだかなー」と思うのが個人的に気になるくらいで
全体的な流れとしては今でも好きなお話なので、
こういうテイストのアクションゲームもまた作ってみたいですね!
ちなみに開発日誌のマスコット、ラッシーが
そんな感じの2Dマウスアクションの続編で主人公を担当する予定でしたが、
今のところ予定だけで終わってしまっています。
ラッシー↓

【シルフドラグーンゼロより パイロット】
この人物はSF的な世界にて、
外星系から来たMIDASナノマシンに奪われた地球を取り戻そうとする一派、
『マザーアース』に属する航宙戦闘機ドラグーンのパイロットです。
MIDASに汚染されると機体ごとMIDAS化されてしまい、
敵の一部になってしまうというまずい特性を持っていることもあって、
主人公は最後にあんなことになってしまいます。
パイロットは割と割り切った性格……といいますか、
「出撃回数6回以内のパイロット死亡率が100.0%」
の仕事に志願するくらいなので、
そこまで自分の死には頓着していませんが、
いざ死の宣告を突きつけられると3時間くらい考えてしまう程度には
人間味を残している人です。
最初は艦長から「彼」と呼ばれていましたが、実は彼じゃないことが判明したのか、
途中から「パイロット君」と呼ばれるようになります。
<続編の案>
この世界観の続編ゲームの案もありました。
パイロットによって救われた、MIDASがほぼいなくなった
地球やその周りでのパイロットの子孫による物語を考えていたのです。
死亡確定のミッションに出られたのは、その子の将来を考えて、
「自分の腕があればいちかばちかで地球奪還できるでしょ」
と思えたからこその行動だったわけですね。
ゲームシステム的な案としては『プラネットハウル』に近いもので、
先にプラネットハウルでゲーム部分の案が消費されたので
このプランはネタ帳の中で静かに眠っています。
もしかしたら、ボツゲー特集みたいなのをするときに
どこかでシステムをお見せできる機会もあるかもしれません。
【シルフェイド学院物語より サラ】
サラは『シルフェイド学院物語』で主人公にシルフェイド島を
救ってくれるよう依頼してくる人物です。
サラは「別次元のサラと意識を共有している」という設定で、
その力により多くのパターンの未来を見ています。
外乱がないNPCたちだけの世界だとどのパターンでも滅んでしまうので、
何をするか分からないカオスな存在である主人公を呼びました、
というのがシル学の物語の始まりです。
サラは色んな次元に存在することが前提のキャラクターなので、
「異なるルートを知ることができる」というプレイヤー視点と合わせるにあたって
「主人公」としても使えそうですし、別の運命をたどった異なるバージョンの
サラがいるので「ボス」にも使えるかもしれない設定ですね。
すでに『片道勇者』内でも異なるバージョンの一つらしきキャラが登場してますが、
またさらに別の作品でも登場するかもしれません。
キャラクターの性格としては、私のスタンダードな丁寧系キャラで、
不思議な力を持っていること以外は自分のスリーサイズを
パスワードにしているくらいしか変なところがない人物だと思います。
基本的に、キャラクターはしゃべる量が増えれば増えるほどボロ(?)が出てきますから、
出番が少ないサラは変な味付けをされずに済んだとも言えます。
この「しゃべる量が増えると変な味付けも増える」はTRPGなどでも同じですね!
元の方向性がどうであれ、プレイヤーキャラとしてたくさんしゃべるほど
変な味付けが増えていくのはほとんどの場合で避けられないので、
「クール系」とか「ヒロイン系」のキャラを全編を通して演じるのはとても大変です。
アルバートももともとクール系だったはずなのに……。
特にTRPGだと、完璧に演じていてもサイコロの出目がときどき悪いせいで
「クール系なドジっ子」扱いされてしまったりもするので
そういった点まで含めるとイメージ通りに見せるのはとても難しいですね。
そういうのを見ると、物語に出てくる「かっこいい系キャラ」や「クール系キャラ」は、
かっこよくなったりクールに見せられるように
サイコロの出目が作者様によって調整されているんだな、
というのがよく分かります。
『12/24』にこのサイトが20周年となるのを前に、
過去作品のキャラを落書きと共に振り返ります! 今回は第3弾!
『モノリスフィア』よりモノリス、『シルフドラグーンゼロ』よりパイロット。
『シルフェイド学院物語』よりサラ。20周年イラストの一部です。

第3弾は『モノリスフィア』のモノリスと『シルフドラグーンゼロ』のパイロット、
そして『シルフェイド学院物語』よりサラ! やや地味なカラーです。
【月の女神 モノリス】
マウスアクションゲーム『モノリスフィア』の世界には
太陽の世界や水の世界など全5つの世界があるのですが、
モノリスはその中の「月の世界」の女神です。
セクシー体型で少し間の抜けたところがあり、
女神という立ち位置でありながら庶民的なところもあります。
『モノリスフィア』は私の作品の中でも珍しく女性キャラを前面に押し出したゲームで、
男性キャラはケモノ(獣人)キャラしかいません。
一本くらいはお色気感が強いものも作ってみようと努力した結果なのですが、
それが後に継承される気配は今のところそんなにありませんね!
それゆえ、『モノリスフィア』は他作品に比べると
少し変わった雰囲気の一本になっているかもしれません。
本作はコンテストに投稿する都合上、
全体的にほんわかとした雰囲気を狙ったストーリーにしていました。
(※「誰も死なない」という程度の意味くらいしかないかもしれませんけれど!)
いま見直しても、オープニングなど会話が変に長くて
「ゲーム開始(再開)まだかなー」と思うのが個人的に気になるくらいで
全体的な流れとしては今でも好きなお話なので、
こういうテイストのアクションゲームもまた作ってみたいですね!
ちなみに開発日誌のマスコット、ラッシーが
そんな感じの2Dマウスアクションの続編で主人公を担当する予定でしたが、
今のところ予定だけで終わってしまっています。
ラッシー↓

【シルフドラグーンゼロより パイロット】
この人物はSF的な世界にて、
外星系から来たMIDASナノマシンに奪われた地球を取り戻そうとする一派、
『マザーアース』に属する航宙戦闘機ドラグーンのパイロットです。
MIDASに汚染されると機体ごとMIDAS化されてしまい、
敵の一部になってしまうというまずい特性を持っていることもあって、
主人公は最後にあんなことになってしまいます。
パイロットは割と割り切った性格……といいますか、
「出撃回数6回以内のパイロット死亡率が100.0%」
の仕事に志願するくらいなので、
そこまで自分の死には頓着していませんが、
いざ死の宣告を突きつけられると3時間くらい考えてしまう程度には
人間味を残している人です。
最初は艦長から「彼」と呼ばれていましたが、実は彼じゃないことが判明したのか、
途中から「パイロット君」と呼ばれるようになります。
<続編の案>
この世界観の続編ゲームの案もありました。
パイロットによって救われた、MIDASがほぼいなくなった
地球やその周りでのパイロットの子孫による物語を考えていたのです。
死亡確定のミッションに出られたのは、その子の将来を考えて、
「自分の腕があればいちかばちかで地球奪還できるでしょ」
と思えたからこその行動だったわけですね。
ゲームシステム的な案としては『プラネットハウル』に近いもので、
先にプラネットハウルでゲーム部分の案が消費されたので
このプランはネタ帳の中で静かに眠っています。
もしかしたら、ボツゲー特集みたいなのをするときに
どこかでシステムをお見せできる機会もあるかもしれません。
【シルフェイド学院物語より サラ】
サラは『シルフェイド学院物語』で主人公にシルフェイド島を
救ってくれるよう依頼してくる人物です。
サラは「別次元のサラと意識を共有している」という設定で、
その力により多くのパターンの未来を見ています。
外乱がないNPCたちだけの世界だとどのパターンでも滅んでしまうので、
何をするか分からないカオスな存在である主人公を呼びました、
というのがシル学の物語の始まりです。
サラは色んな次元に存在することが前提のキャラクターなので、
「異なるルートを知ることができる」というプレイヤー視点と合わせるにあたって
「主人公」としても使えそうですし、別の運命をたどった異なるバージョンの
サラがいるので「ボス」にも使えるかもしれない設定ですね。
すでに『片道勇者』内でも異なるバージョンの一つらしきキャラが登場してますが、
またさらに別の作品でも登場するかもしれません。
キャラクターの性格としては、私のスタンダードな丁寧系キャラで、
不思議な力を持っていること以外は自分のスリーサイズを
パスワードにしているくらいしか変なところがない人物だと思います。
基本的に、キャラクターはしゃべる量が増えれば増えるほどボロ(?)が出てきますから、
出番が少ないサラは変な味付けをされずに済んだとも言えます。
この「しゃべる量が増えると変な味付けも増える」はTRPGなどでも同じですね!
元の方向性がどうであれ、プレイヤーキャラとしてたくさんしゃべるほど
変な味付けが増えていくのはほとんどの場合で避けられないので、
「クール系」とか「ヒロイン系」のキャラを全編を通して演じるのはとても大変です。
アルバートももともとクール系だったはずなのに……。
特にTRPGだと、完璧に演じていてもサイコロの出目がときどき悪いせいで
「クール系なドジっ子」扱いされてしまったりもするので
そういった点まで含めるとイメージ通りに見せるのはとても難しいですね。
そういうのを見ると、物語に出てくる「かっこいい系キャラ」や「クール系キャラ」は、
かっこよくなったりクールに見せられるように
サイコロの出目が作者様によって調整されているんだな、
というのがよく分かります。
■ 2018/12/01 (土) 20年を振り返る2 シル幻~シルノ ■
【20年を振り返る その2 シル幻~シルノ】
『12/24』にこのサイトが20周年となるのを前に、
過去作品のキャラを落書きと共に振り返ります! 今回は第2段!
『シルフェイド幻想譚』よりスケイル(左)と、『シルエットノート』よりシェルティー(右)。20周年イラストの一部です。

第2弾は『シルフェイド幻想譚』のスケイルと『シルエットノート』のシェルティー!
【トーテムから仲間に スケイル】
もうスケイルという名前と人間の姿から
思いっきりネタバレしていますが、13年前なのでノーカウント!
今となってはスケイルが人間になるという情報は新たに興味を持ってもらったり、
「興味はあったけどまだ遊んでない」という人への後押しにするものと考えます。
<非人間状態と人間状態の行き来が好き>
上の絵の「スケイル」は、『シルフェイド幻想譚』のゲーム開始時に選べる
3種のトーテム(神獣)のうち、鱗類(竜)のトーテムが
ある事情で人間の姿を取ったものです。
スケイルは冒険中、主人公が生身の人間であることを
たびたびうらやましがる発言があるのですが、
もはや私の創作物だと「非人間キャラが人間に興味がある」というのはほぼ
「このキャラクターはいつか人間になるよ」というフラグになりつつあります。
私はもともと、『鶴の恩返し』に始まる「非人間」と「人間」状態の間を
行き来するテーマがとても好きです。
私が最初の方に生み出した作品の中でスケイルもその一つになりましたが、
いま振り返ると、私にお話を作らせるとかなりの確率で
「非人間」と「人間」状態を行き来する話が入っている気がします。
というか、入ってない方をカウントする方がラクそうですね!
<人気投票で一位>
人気投票をおこなったところ、スケイルはトーテムという
アドバイザーキャラでありながら人間化して仲間になるという要素も合わさり、
人気投票でぶっちぎりの一位を取ってしまいました。
スケイルとの会話はちょっとお色気な話が含有されることが多いので、
それも後押しになったようです。
トーテム同士で比べると、
「スケイル522票(1位)、クロウ210票(4位)、フェザー89票(9位)」となっています。
この人気投票、2位にウリユ(盲目の少女)が入っているのは分かりますが
3位にセタ(竜人の戦士)が入っているのが意外ですね!
皆さまいい趣味をしておられる!
『シルフェイド幻想譚』は非人間キャラを比較的、前面に押し出した一作だったので、
そういう非人間キャラへの趣味が芽生えたと言ってくださる方もいらっしゃって
うれしかったのを思い出します。
「よかった! こういうのが好きなの自分だけじゃなかったんだ!
ちょっとだけど布教できた!」みたいな。
興味の幅を広げるお手伝いになっているなら、私も幸いです。
<他作品でも出てる?>
スケイルは『シルフェイド学院物語』でも登場しています。
2周目から出てくる『地歴探究部』で出会えるのですが、
うっかり(物理的な意味で)食べてしまえるのでくれぐれもご注意ください。
『シルフェイド学院物語』のスケイルは
文脈的には『シルフェイド幻想譚』の後のもので、
幻想譚を遊ばれて色々覚えている人なら「懐かしの再会」という状況になります。
シル学は明確なファングッズとして作っていたので、
知ってる人だけが喜ぶ、こういう要素もあっていいだろうと考えていました。
(2018/12/2追記)
『シルエットノート』でもスケイルが登場しているのを忘れていました!
ただしこちらは下半身がサカナになっている人魚バージョンで、
性格も世間知らずな天然系にアレンジされているため、他作品とはだいぶ異なります。
下半身がサカナなために現代社会で生きる大変さが表現されています。
【ナナシを追う魔法少女 シェルティー】
<海上都市の魔法少女>
シェルティーは『シルエットノート』発売後に追加された
新ストーリーで登場した魔法少女で、
主人公も知っているあるキャラクターが変身したものです。
主人公、村上シシトの変身後の姿である「魔法少女ナナシ」を追っています。
劇中では主人公に続く2人目の魔法少女で、ライバル的存在です。
『シルエットノート』における魔法少女という要素は作者として非常に便利で、
・現代世界と相性がいい上にファンタジー・魔法的な要素も自然に出せる(一番大きい)。
・出ただけでとりあえず強そうだと分かる(※ナナシはそんな強くない)。
・正体がバレそうな展開はだいたいどんなときでも面白い。
といった点でいいところづくめでした。
特に「魔法」は、科学だと説明しにくい話や
カオスな展開を生み出すのにとても便利ですからね!
なお、主人公が変身する魔法少女ナナシがネコ耳なのに対して、
シェルティーは横ケモノ耳となっています。
劇中の海外には文化的な下地を感じる見た目の魔法少女が多いのですが、
アクアフロートの魔法少女は特に和服でもなく2人とも「ケモ耳」です。
日本だからかもしれません。オタク的な意味で。
それと、『シルエットノート』を開発した12年前は
「中身が男の子の魔法少女」はあまり見なかった気がするのですが、
今となってはシルエットノートの主人公、村上シシトのような
「男子高校生の魔法少女」みたいな絡め手な魔法少女も
たまに見るようになっていると思います。いい傾向ですね!! と思っています。
(ちなみに、元男の子の魔法少女を最近見たのは2016年にやってた
『魔法少女育成計画』というアニメでした。
割とブラック寄りな内容で魔法少女がたくさん死ぬバトロワものです)
なお『シルエットノート』は今年の2018年5月にリファインをおこない、
顔グラフィックなどが少しまともに整形されました! ストーリーは同じです。
ただいまDLsite様で50%引きセール中ですので、よければぜひ!
DLsite 『シルエットノート』 ¥1620→¥810(-50%)
https://www.dlsite.com/home/work/=/product_id/RJ225551.html
※公式サイトでも12月中旬からセールを実施予定です。
『12/24』にこのサイトが20周年となるのを前に、
過去作品のキャラを落書きと共に振り返ります! 今回は第2段!
『シルフェイド幻想譚』よりスケイル(左)と、『シルエットノート』よりシェルティー(右)。20周年イラストの一部です。

第2弾は『シルフェイド幻想譚』のスケイルと『シルエットノート』のシェルティー!
【トーテムから仲間に スケイル】
もうスケイルという名前と人間の姿から
思いっきりネタバレしていますが、13年前なのでノーカウント!
今となってはスケイルが人間になるという情報は新たに興味を持ってもらったり、
「興味はあったけどまだ遊んでない」という人への後押しにするものと考えます。
<非人間状態と人間状態の行き来が好き>
上の絵の「スケイル」は、『シルフェイド幻想譚』のゲーム開始時に選べる
3種のトーテム(神獣)のうち、鱗類(竜)のトーテムが
ある事情で人間の姿を取ったものです。
スケイルは冒険中、主人公が生身の人間であることを
たびたびうらやましがる発言があるのですが、
もはや私の創作物だと「非人間キャラが人間に興味がある」というのはほぼ
「このキャラクターはいつか人間になるよ」というフラグになりつつあります。
私はもともと、『鶴の恩返し』に始まる「非人間」と「人間」状態の間を
行き来するテーマがとても好きです。
私が最初の方に生み出した作品の中でスケイルもその一つになりましたが、
いま振り返ると、私にお話を作らせるとかなりの確率で
「非人間」と「人間」状態を行き来する話が入っている気がします。
というか、入ってない方をカウントする方がラクそうですね!
<人気投票で一位>
人気投票をおこなったところ、スケイルはトーテムという
アドバイザーキャラでありながら人間化して仲間になるという要素も合わさり、
人気投票でぶっちぎりの一位を取ってしまいました。
スケイルとの会話はちょっとお色気な話が含有されることが多いので、
それも後押しになったようです。
トーテム同士で比べると、
「スケイル522票(1位)、クロウ210票(4位)、フェザー89票(9位)」となっています。
この人気投票、2位にウリユ(盲目の少女)が入っているのは分かりますが
3位にセタ(竜人の戦士)が入っているのが意外ですね!
皆さまいい趣味をしておられる!
『シルフェイド幻想譚』は非人間キャラを比較的、前面に押し出した一作だったので、
そういう非人間キャラへの趣味が芽生えたと言ってくださる方もいらっしゃって
うれしかったのを思い出します。
「よかった! こういうのが好きなの自分だけじゃなかったんだ!
ちょっとだけど布教できた!」みたいな。
興味の幅を広げるお手伝いになっているなら、私も幸いです。
<他作品でも出てる?>
スケイルは『シルフェイド学院物語』でも登場しています。
2周目から出てくる『地歴探究部』で出会えるのですが、
うっかり(物理的な意味で)食べてしまえるのでくれぐれもご注意ください。
『シルフェイド学院物語』のスケイルは
文脈的には『シルフェイド幻想譚』の後のもので、
幻想譚を遊ばれて色々覚えている人なら「懐かしの再会」という状況になります。
シル学は明確なファングッズとして作っていたので、
知ってる人だけが喜ぶ、こういう要素もあっていいだろうと考えていました。
(2018/12/2追記)
『シルエットノート』でもスケイルが登場しているのを忘れていました!
ただしこちらは下半身がサカナになっている人魚バージョンで、
性格も世間知らずな天然系にアレンジされているため、他作品とはだいぶ異なります。
下半身がサカナなために現代社会で生きる大変さが表現されています。
【ナナシを追う魔法少女 シェルティー】
<海上都市の魔法少女>
シェルティーは『シルエットノート』発売後に追加された
新ストーリーで登場した魔法少女で、
主人公も知っているあるキャラクターが変身したものです。
主人公、村上シシトの変身後の姿である「魔法少女ナナシ」を追っています。
劇中では主人公に続く2人目の魔法少女で、ライバル的存在です。
『シルエットノート』における魔法少女という要素は作者として非常に便利で、
・現代世界と相性がいい上にファンタジー・魔法的な要素も自然に出せる(一番大きい)。
・出ただけでとりあえず強そうだと分かる(※ナナシはそんな強くない)。
・正体がバレそうな展開はだいたいどんなときでも面白い。
といった点でいいところづくめでした。
特に「魔法」は、科学だと説明しにくい話や
カオスな展開を生み出すのにとても便利ですからね!
なお、主人公が変身する魔法少女ナナシがネコ耳なのに対して、
シェルティーは横ケモノ耳となっています。
劇中の海外には文化的な下地を感じる見た目の魔法少女が多いのですが、
アクアフロートの魔法少女は特に和服でもなく2人とも「ケモ耳」です。
日本だからかもしれません。オタク的な意味で。
それと、『シルエットノート』を開発した12年前は
「中身が男の子の魔法少女」はあまり見なかった気がするのですが、
今となってはシルエットノートの主人公、村上シシトのような
「男子高校生の魔法少女」みたいな絡め手な魔法少女も
たまに見るようになっていると思います。いい傾向ですね!! と思っています。
(ちなみに、元男の子の魔法少女を最近見たのは2016年にやってた
『魔法少女育成計画』というアニメでした。
割とブラック寄りな内容で魔法少女がたくさん死ぬバトロワものです)
なお『シルエットノート』は今年の2018年5月にリファインをおこない、
顔グラフィックなどが少しまともに整形されました! ストーリーは同じです。
ただいまDLsite様で50%引きセール中ですので、よければぜひ!
DLsite 『シルエットノート』 ¥1620→¥810(-50%)
https://www.dlsite.com/home/work/=/product_id/RJ225551.html
※公式サイトでも12月中旬からセールを実施予定です。
| 開発日誌トップ |