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■ 2022/07/24 (日)  第14回ウディコン審査期間開始! ■
【第14回ウディコン審査期間開始!】

ということで第14回も予想以上の作品が集まりました!
最終エントリー【75】番までご応募され、いよいよ『一般審査開始』となりました!

審査内容は途中保存も可能で、何回でも書き換えられるので、
もしご協力くださる方はできる範囲でゆっくり入力していってください。

【WOLF RPGエディターコンテスト公式ページ】



そしてもしあなたが応援したくなったゲームがあれば、ぜひ審査もお願いします!
一般審査の締め切りは【8/17(水)の23:59】まで
(結果発表はなんとなく8/21(日)の夜あたり?)

4作品以上を審査すると審査結果の集計にカウントされますが、
1作品だけの審査でもコメントが届きますので、
ただ作者さまに応援メッセージ送りたい人もよければぜひ!


さすがに巣ごもり期間も減ってきたので落ち着くかと思いましたが
作る側の勢いがいつまでも減らないのは最近の
ゲーム開発への勢いが増していることを示しているのでしょうか。
ゲームクリエイターになりたい子供達も増えているらしいと聞きますので、
作る側の勢いは盛り上がっているのかもしれませんね。

他にいいツールがたくさんある中で恐縮ですが、
ウディタも何かしらの一助になれているのでしたら幸いです。



【ウディタの開発環境を更新……できるか!?】

ご利用されている方々にはあまり関係ない話なのですが、
ウディタの開発に使っている古い開発ツールを今のOS下で動かすのも
だんだんしんどくなってきたので、開発環境をそろそろ更新しようかと考えています。

というのも、ウディタはこれまで『Visual Studio .NET 2003』というツールで
作られていたのですが、Windows10あたりから正常動作する部分が
減ってきていており、これまではそれでも使い続けていたのですが
さすがに無理がでてきたのでそろそろ最新版のエディタに移行しようかなと考え始めています。

ただ10年前に、同ツールのバージョン2008への移行に挑戦したものの
大量のよく分からないエラーに折れた経緯があります。
移行できるなら移行しようとは思っていたのですが、
当時の自分では技術的にダメだったわけですね。
Game.exeはまだ何とかなるんですがEditor.exeがどうにもならなかった!

今はVisual Studio Community 2022(なんと無料!)への移行を試しているところで、
前よりは前進しているもののやっぱりすぐには直し方が分からない問題が発生していて
ウギョーと言いながらなんとか解決できないか色々試しているところです。
開発ツールも昔よりも理解しやすさが増していたり親切になっている部分が増えていますし、
自分自身の理解度も上がっているので、意外となんとかなるかもしれません。



【シルバーセカンド作品もセール中!】

ウディコン作品が面白すぎるおかげで
私のゲームやコンテンツは見向きもされなくなりがちな時期ですが、
だからこその夏セールも開催中です!

今ならゲームは
「シルエットノート」
「シルフェイド学院物語」
「片道勇者プラス」

の3本分で合計¥4000→¥2000(-50%)!


Amazonで発売中の電子書籍のセールは、今回は
「旅団世界TRPGリプレイ」シリーズ2冊セットが
¥1884→¥942(-50%)となっております!
→ ◆全2巻リスト  https://amzn.to/3kJmNkB (Amazonページ)


たぶん9月、奇跡が起きれば8月末頃に
旅団世界TRPGリプレイ3巻発売予定ですので気になる方はぜひ!
今回は出せそうなら3巻前日譚のリプレイ動画もアップ予定です!
ご期待ください。
 
■ 2022/07/09 (土)  ウディタ大規模アプデ機能紹介 2 ■
【ウディタ大規模アップデートで搭載される機能 2】

いよいよウディコン開催まで約1週間前となりました!
今回は引き続き、2022年秋頃に公開予定の
ウディタ大規模アップデートの機能紹介です!



●重ねキャラチップ機能を搭載!



キャラエフェクト「重ねキャラチップを変更」コマンドを使うことで、
基本キャラチップの上に最大5枚分のキャラチップを
重ねることができるようになります。

何ができるかというと、
・キャラチップへの「着せ替え」や「髪型変更」みたいなカスタマイズ
・頭上に「クエストあり↓」みたいな吹き出しを出す
などができるわけですね!

ちなみに仕様としては、
「同じ座標に同じパターン・同じ向きのキャラチップを重ねて表示する」だけなので、
チップサイズがちょっとくらい違ってもうまく重ねやすい一方、
馬に乗せたりすることはできないと思います。
(キャラの高さが変わらないならトロッコに入れたりするくらいはできるかも)

キャラチップレイヤー機能に関しては動画も作っておきましたので、
気になる方はこちらもどうぞ!





●テストプレイのF7でShift押しながらにすると
マウスカーソル上のピクチャ一覧だけ出せる!


もともとデバッグ用として、テストプレイ中にF7を押すと
「ピクチャの情報一覧」が表示される機能があるのですが、
大量にピクチャがあるときに探すのが大変すぎるので、

「マウスカーソルを合わせてShiftを押しながらF7を押すと
そのカーソル上にあるピクチャだけピックアップして表示してくれる」

という追加機能を搭載しました。
これで必要なピクチャだけをチェックしやすくなったので、
『片道勇者2』でも非常にはかどっています。

ついでにF7画面中に「Ctrlキー」を押すと、ピクチャ一覧表示から
一瞬で抜けられるようになります。
これまでは最後まで見ないといけなかったのが面倒臭かった!

みたいに、デバッグ機能にも色々便利機能が搭載されます。
ピクチャ一覧確認機能はもうちょっと根本的な使いやすさアップも
考えたいところですが、今のところはやれる範囲で調整していきます。



●半分隠し機能ですが「ピクチャ・変数の監視機能」が搭載!

マニアックですが超便利なデバッグ機能が搭載されます。
変数とピクチャを監視する機能で、指定した番号の変数やピクチャが変化すると
どの行で変化したかをデバッグウィンドウに表示してくれます。


【ピクチャ監視機能の例】

たとえばデバッグ文機能で「PictureWatch:ON=15000」と入れると
それ以後ピクチャ15000番の監視を始め、以後ピクチャ処理や
ピクチャエフェクトが実行されるたびに
デバッグウィンドウに

# PictureWatch=> 15000 <New> (※新規表示)
-->[コモン696/28行]


といった感じで表示してくれます。
(<>内にはNew/Move/Delete/Delay Reset/Effectが入ります、
それぞれ新規表示/移動/削除/ディレイリセット/ピクチャエフェクト、ですね)

この監視機能は、ピクチャが予期せぬ挙動をしたときに
原因を調査するのに非常に役立ちます。

たとえばピクチャが期待通り表示されない場合などは、
だいたいどこかの範囲指定に引っかかってたりして勝手に消去されたりしてますから、
そういうときにこの機能を使えばバッチリ検知してくれます。



【変数監視機能の例】

これもピクチャ監視機能と同様で、
ValWatch:ON=2000009
というコマンドを「デバッグ文」として入れておけば、
特定の変数が変化したときにデバッグウィンドウに
「変化した後の値」と、「イベント番号と行数」を表示してくれます。

# ValWatch=> 2000009 = 4  ※通常変数9に4が格納された
-->[MapEv14/4行]


変数が期待通りの数値になってくれないときにこの機能を使って探せば、
バグ探しが従来の5倍以上早くなりますよ。誇張抜きで!




といった感じで開発の幅が広がったり
デバッグ効率化の機能も盛りだくさんです!
大規模アップデートでは他にもたくさん新機能が予定されていますので
これからもちょっとずつお知らせしていきます。

そしてウディコンもいよいよ来週7/17(日)より開催です!
みなさまの作品、しっかり準備してお待ちしております!
あとそろそろ夏セールも開催予定です!